活動報告

和次郎の朝鮮半島紀行 その1 倭城台

(1)あらすじとポイント
   和次郎が朝鮮半島に渡る3年前に岩手県出身の斎藤実は朝鮮総督に就任しました。
   その斎藤実が当時の朝鮮総督府の部屋からソウル(京城)市内をながめ、
  3年間を回想するシーンです。
   当時の朝鮮総督府は、まだ南山中腹の倭城台にありましたが、
  総督室からは、京城市街の先に新総督府庁舎の土台づくりが進んでいるのが見えたはずです。
   和次郎は、この少し後に斎藤総督と面会しますが、斉藤政権は「東北人脈」で成り立っていました。
  なぜ、そうなったのか、武断政治から文化政治への転換とどのように関係しているのかなどに、
  注目して読んで下さればと思います。

(2)資料など
   原敬日記(乾元社)、正伝・後藤新平(藤原書店)、斎藤実伝(元就出版社)、後藤新平(中公新書)
   朝鮮総督府施政25年史、旧植民地人事総覧(朝鮮編)斎藤実関係文書(国立国会図書館)、
   日本の朝鮮統治と国際関係(平凡社)など

   
(3)文章  和次郎の朝鮮半島紀行第1章その一倭城台.pdf

 

朝鮮総督府新旧.jpg

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